5 research outputs found

    Content and structure of personal care skills utilized by certified care workers for care recipients requiring mucus aspiration, etc.

    No full text
    [目的] 喀痰吸引等(経管栄養・喀痰吸引)の必要な利用者の生活支援という課題に対し,喀痰吸引等の必要な人に介護福祉士が行っている生活支援技術の内容と構造を把握すること目的とした。[研究方法]介護福祉士資格取得後の経験年数が3 年以上あり,喀痰吸引等の実地研修を修了して,喀痰吸引等を実施している介護福祉士15名を対象に半構造化面接を実施した。分析手法は,テキストマイニングと,質的帰納的分析の2 つを併用した混合分析法を用いた。[結果]テキストマイニングによる共起ネットワーク分析では,介護福祉士の実践内容は,共起関係のサブグラフから8 つにまとめられた。次に「喀痰吸引等の必要な人に対して介護福祉士が行っている生活支援技術」という分析テーマに基づき,データを抽出し,質的帰納的に分析を行った。結果,生活支援技術の内容として13カテゴリ,26サブカテゴリが生成された。そして,これらカテゴリの関係性を比較検討し,「喀痰吸引等の必要な人に介護福祉士が行っている生活支援技術の構造」のモデル図を示した。[結論]喀痰吸引等の必要な人に介護福祉士が行っている生活支援技術の構造は,【基盤となる生活支援技術】を前提に,【喀痰吸引等の必要な人に対する心身の状況に応じた介護】と,【生活場面における喀痰吸引等の実施】の3 つで整理できた。介護福祉士は実施可能な医行為の範囲を踏まえて支援しており,心身の状況に応じた介護という目的や,日常生活や社会生活を支援する視点をもち生活支援技術を実施していた。加えて,介護福祉士が行う特徴的な生活支援技術は,「活動と参加の支援」「口から食べるを支援」であった。介護福祉士が日常生活を支援するという強みと専門性を発揮しながら生活支援技術を実施することは,喀痰吸引等が必要な人の生活の質向上に寄与すると思われる。【査読あり】departmental bulletin pape

    喀痰吸引等の必要な人に介護福祉士が行っている生活支援技術の内容と構造

    No full text
    [目的] 喀痰吸引等(経管栄養・喀痰吸引)の必要な利用者の生活支援という課題に対し,喀痰吸引等の必要な人に介護福祉士が行っている生活支援技術の内容と構造を把握すること目的とした。[研究方法]介護福祉士資格取得後の経験年数が3 年以上あり,喀痰吸引等の実地研修を修了して,喀痰吸引等を実施している介護福祉士15名を対象に半構造化面接を実施した。分析手法は,テキストマイニングと,質的帰納的分析の2 つを併用した混合分析法を用いた。[結果]テキストマイニングによる共起ネットワーク分析では,介護福祉士の実践内容は,共起関係のサブグラフから8 つにまとめられた。次に「喀痰吸引等の必要な人に対して介護福祉士が行っている生活支援技術」という分析テーマに基づき,データを抽出し,質的帰納的に分析を行った。結果,生活支援技術の内容として13カテゴリ,26サブカテゴリが生成された。そして,これらカテゴリの関係性を比較検討し,「喀痰吸引等の必要な人に介護福祉士が行っている生活支援技術の構造」のモデル図を示した。[結論]喀痰吸引等の必要な人に介護福祉士が行っている生活支援技術の構造は,【基盤となる生活支援技術】を前提に,【喀痰吸引等の必要な人に対する心身の状況に応じた介護】と,【生活場面における喀痰吸引等の実施】の3 つで整理できた。介護福祉士は実施可能な医行為の範囲を踏まえて支援しており,心身の状況に応じた介護という目的や,日常生活や社会生活を支援する視点をもち生活支援技術を実施していた。加えて,介護福祉士が行う特徴的な生活支援技術は,「活動と参加の支援」「口から食べるを支援」であった。介護福祉士が日常生活を支援するという強みと専門性を発揮しながら生活支援技術を実施することは,喀痰吸引等が必要な人の生活の質向上に寄与すると思われる。【査読あり
    corecore